ひぐらしのなく頃に 目明し編
全6話



作品解説

解答編第一弾!今回は残虐シーンが多数ありました。もう血が吹き出しまくりでしたよ。
まあ、エピソード自体も6話あったということで、これまでより長いものだったのですが、それでも全然足りてないですね。細かい部分の補足、解説がもっともっとほしかったです。
ちなみに、ここではまだ全ての謎が明かされません。今回語られるのは、綿流し編での裏舞台です。真相から話しますと、綿流し編で狂ったように人を殺していったのは魅音ではなく、実は詩音だったというのがここでの大きな種明かしです。
つまり、綿流し編では魅音が詩音のふりをしていたという感じで話は進みましたが、実際は逆で、詩音が魅音のふりをして暗躍してたんですね。ですから、途中の怖い魅音は全て詩音ってことになります。まあ、双子ならではの入れ替わりトリックが随所に使われており、少々ややこしいことになってました。
詩音と言えば、初登場時のあの萌え萌えルックスのかわいこキャラが頭にこびり付いていたので、とても殺人事件の犯人だとは想像出来なかったですね〜。さらに、初めの鬼隠し編で怖い魅音の姿をちらつかせていたのも、視聴者をミスリードさせるための伏線だったのでしょう。魅音もヤバイという印象が植え付けられてしまい、すっかり騙されてしまいましたよ。
しかし、確かに綿流し編での事件の概要は明らかにされましたが、まだ肝心な部分は何も明らかになっていません。彼女が行った犯行は、今年の事件(綿流し編・目明し編における事件)の一部だけで、富竹・鷹野殺し、過去の事件、さらには大災害といった部分にはまるで関係していません。言わば、彼女も踊らされた人間の一人なんです。はてさて、この事件のさらなる裏側には、一体何が潜んでいるのでしょうか?



主な登場人物と名言(?)

・園崎詩音 「今度は間違えないよ…きっと
 悟史君ラヴの詩音ちゃん。その愛ゆえに、彼女はこのような暴挙に至ってしまいました。悟史くんの復讐を決意し、関係者と思われる人物を次々と屠っていきますが、それは勘違いでした〜っていう悲しいオチです。1つアニメ版に補足をしますと、実は彼女こそが園崎姉妹の真の姉なのです。しかし、小さい頃妹と遊びで入れ替わって、その時妹の方に「姉」の印である鬼が背中に刻まれたんですね。それが二人を区別するものとされ、以来彼女は詩音となるのでした。故に、この子は鬼の血を受け継ぐ正統な後継者ってわけです。

・園崎魅音 「では詩音、どうやってけじめつけるつもりです?
 次期当主としての威厳を見せ、ちょっと怖い感じも見受けられましたが、根はいい子です。圭一に対して、乙女の部分も見せていました。祭りの夜以降は、詩音によって地下牢に捕らえられます。ガタガタと震えながら脅える彼女の様子は、なんか守ってあげたいって気分にさせられます(笑)

・北条悟史 「何で…いつも虐められなきゃならないんだよ」
 沙都子の兄。ぽやんとして頼りなさげな少年ですが、芯は強く、妹思いのいいお兄さんです。しかし、思い詰められた彼は沙都子を虐めていた叔母を殺し(?)、そのまま姿を消してしまいます。彼の生死は一体?

・前原圭一 「園崎魅音は、俺の最高の親友だ!」
 祟殺し編の時の彼とほぼ一緒ですね。今回は彼が引っ越してくる1年前から話が始まるので、登場は少し遅れます。

・竜宮レナ 「悟君が経験していることは、全てオヤシロ様の祟りの前触れなの」
 今回は登場回数も少なく、大して目立ってなかったですね。まあ、彼女に関しては次の罪滅し編ではっちゃけてくれると思いますからw

・北条沙都子 「私は耐えて…耐えてみせるんですのよ
 前半は、虐めによりまた痛々しい姿を見せてました。そして後半はというと、詩音に捕まって拷問のあげくに殺されます。もう見てらんねーよ。しかし、彼女が兄に頼らず、自分の力で耐えようとしていたところは涙を誘いますね。沙都子のその姿を見た詩音は、悟史君との最後の約束を思い出すのですが、全てはもう遅かったのでした。

・古手梨花 「悪いけど、お先に退場させてもらうわ
 梨花ちゃん…詩音とマジでやりあいます。しかも自分から仕掛けて。その後、壮絶な自殺をおこなって死去。祟殺し編での冒頭はこれだったんですね。しかしまあ、かんなりショッキングな映像ですよ。

・富竹ジロウ 「大して売れてないヘタクソだけどね
 相も変わらず、この人の役割はいっつも同じです。つまり、誰よりも先に死ぬこと。ただそれだけw

・鷹野三四 「ごめんなさい。おどろかせちゃったかしら
 神出鬼没でこの人はいきなり現れますね〜。誰彼構わず怖い話をして回っているのか、詩音にも雛見沢の暗黒史やら、祟りやらについて色々と話してくれます。まあ、それも裏があってのことですけど…



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