ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編
全4話



作品解説

鬼隠し編は問題編の中でも最初の導入部といった感じです。まずはここでこのひぐらしの世界観を掴んで、次の話にステップアップしていってください。
第1話冒頭…いきなり主人公の圭一が二人の女の子を撲殺するシーンから物語が始まります。何故このようなことが起こったのでしょうか…もしや彼が犯人?いいえ違います。この物語はそんな簡単に物事に決着つくようなものではありません。たしかに二人を殺した人物ではあるんでしょう。しかし、事件の真相究明といった意味では、彼のこの行為から得られるものはほとんどありません。注目すべきは、彼をここまで追い込んだものの正体なんです。
果たして、彼が最後に口走ったオヤシロ様の祟りとは一体…?そして、過去にこの村で起こった事件の真相とは…?
まだまだ謎ばかり…次の綿流し編に手掛かりを期待しましょう。



主な登場人物と名言(?)

・前原圭一 「これを読んだあなた、どうか真相を暴いてください。それだけが私の望みです」
 この物語の主人公です。雛見沢村にはやってきたばかりで、あまり過去の出来事については知りませんでした。しかし、皆が村に関する「何か」を自分に隠しているのでは?と疑い始め、徐々に周りに対して不信感を抱くようになります。ちょうど、そんな時…彼はクラスメイト達からの「警告」を受けることになるのでした。変貌する少女達…襲い掛かってくる村人…ますます彼は周りに対する警戒心を強めていき、次第に狂気に駆られていきます。

・竜宮レナ 「嘘だっ!!」
 レナの「嘘だっ!」は、ひぐらしという作品の中で最も印象に残ったものではないでしょうか?何故なら、この瞬間にひぐらしは我々に真の姿を見せるからです。あの「はぅ〜かぁ〜い〜よ〜」とか言ってたレナがあんな…あんな……ブルブル。もはや口にするのも恐ろしいです!アニメ版では第2話でこのシーンが見られるのでぜひに…(注 心臓の弱い方はひかえてください)。あと、この鬼隠し編は一応レナがヒロイン(?)のような位置にいると思います。

・園崎魅音 「何を隠れてやろうとも、あたしには全てお見通しってこと
 村の実力者、園崎家の孫娘であり次期当主。学校でも皆のまとめ役でもあり、リーダー的存在です。けれど、結構過激な部分もあるようで、ダム抗争時には暴力事件を起こしたことがあるらしいです。鬼隠し編では、レナ程ではありませんが、彼女についてもちょっと怖い部分を垣間見ることができました。

・北条沙都子 「お〜ほっほっほっ、貧民風情があたしの相手を務められるかしら
 元気なちびっ子。ですが、今回は彼女についての見所は無いです。彼女がトラップの名手ということも語られてませんでしたし…。

・古手梨花 「ファイト、オーです
 ちびっ子パートU。沙都子同様、今回はそれほど目立ったところはありません。しかし、彼女はこの作品のキーパーソンであるので、今後の行動、言動には要チェックや!!

・大石蔵人 「その写真の男性は夕べ…お亡くなりになりました
 村で毎年起こる連続怪死事件の真相を追っている刑事さん。しかし、今年で定年のため、今回は並々ならぬ情熱を傾けています。レナや魅音のことを疑っているようですが…。

・富竹ジロウ 「嫌な事件だったねぇ…腕が一本、まだ見つかってないんだろ?
 東京から、年に2、3回村にやって来るカメラマン。ネタバレすると、犠牲者第1号なんです。彼が死ぬことによって、ひぐらしという物語が動き出します。

・鷹野三四 「お祭りは楽しめた?
 今回はちょろっとだけ富竹さんと一緒に出てきました。彼とは恋人関係?



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