僕は友達が少ない
2011年 全12話


評価 60点

作品解説

僕は友達が少ない 第1巻 [Blu-ray]
メディアファクトリー (2012-01-13)
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厳つい外見が原因でクラスから浮いた存在であった羽瀬川小鷹は、クラスメイトで同じく友達のいない三日月夜空に、友達を作るための部活動「隣人部」に無理やり入部させられるのだった。


え〜タイトル詐欺ですねw 物語開始当初こそ友達のいなかった主人公ですが、もう途中からはリア充です…ハーレムですよw ダブルツンデレヒロインに、エロ後輩、男の娘、兄デレ妹、無邪気ロリ…なんという贅沢なラインナップなんだ!?
まあ、ハーレムものであることは最初から分かっていたので、これに関してはどうこう言うつもりはありません。もっと気になった点は、毎回こいつらはただ適当に遊んでいるだけでストーリーがほぼ無いことです。
友達のいない主人公達は隣人部を作り、その中での色々な活動を通じて友人関係を築いていこうと模索していきます。で、この作品はそんな様子が1クールずっと描かれているだけなんですよね。起承転結で言えば、1話が「起」、2話〜11話が「承」ってところです。一応、最終12話で「転」の部分が動き出して多少盛り上がりはしましたが、結局「結」が無いので締まりが悪い(…というか投げっ放し)。まあ、原作も終わっていないので締めれるはずはないんでしょうけどね。
そういうことから、ストーリー面で特に褒められるべきところは無いんですが、ハーレムアニメらしく女の子キャラがそれなりに魅力的に描かれている点が生命線となっていますね。特に、只の萌え推しではなくヒロイン達が皆残念美人であるのが個人的には好印象ですw 第1話からメインヒロインである夜空の痛さを存分に披露してくれたので、この作品の方向性をしっかり掴むことができました。
最後にキャラデザ的な話をすると…やっぱブリキ絵は可愛いですね。まあ、個人的には電波女の方が作画頑張ってた気がしますけどw



主な登場人物と名言(?)

・羽瀬川 小鷹 「ダメだこいつ、早くなんとかしないと」
 日本人とイギリス人のハーフ。地毛が黄土色がかったくすんだ金髪で目付きも悪いため、クラスメイト達からはヤンキーと誤解されて浮いた存在になっています。ただ、本人は家族や親友との絆を大切にする面倒見のいい好青年です。子供の頃に親友がいたらしく、今でもその子のことを夢に見ることがあるようです。

・三日月 夜空 「私は友達と話していただけだ…エア友達と!」
 小鷹のクラスメイトであり隣人部の創設者。中性的な美貌の持ち主ですが、常に不機嫌そうに振る舞っているためクラスから浮いて友達がいません。よく、「エア友達」のトモちゃんと会話しているのですが、その現場を偶然小鷹に見られたことから彼と交流を持つようになります。

・柏崎 星奈 「あたしも友達が欲しいのよ!」
 通称「肉」w その美貌とプロポーションのためクラスの男子からは崇拝されていますが、女子の友達はいないため隣人部に興味をもっています。ひょんなことから美少女ゲームをプレイすることになったのですが、その際にどハマりして、以来様々なジャンルのゲームをプレイしています。夜空とは相性が悪いため喧嘩が絶えません。

・楠 幸村 「見ての通り、私は男子ですが?」
 見た目は美少女な男の娘w 男の中の男を目指しており、自称小鷹の舎弟です。その外見から同級生は皆接し方がわからず距離を置いてしまうため、これまで友達がいませんでした。

・志熊 理科 「命には命相応の対価を支払わねばなりません」
 天才美少女。ゲーム会社・薬品会社など様々な企業からオファーを受け商品開発に貢献しています。しかし、その本性は所構わず卑猥な欲望と妄想を口に出す下ネタキャラ。小鷹に対してはエッチなアプローチも…。

・羽瀬川 小鳩 「あんちゃんはうちのあんちゃんなんじゃ」
 小鷹の妹。金髪碧眼の美少女なんですが、アニメの影響で邪気眼な言動が目立ちます。ただ、素に戻った時は九州弁丸出しのお兄ちゃん大好きっ子。妹の座をかけたライバル(?)であるマリアに対しては、敵対心を持っています。

・高山 マリア 「小さいってゆーな!」
 10才の幼女シスター。飛び級できるほどに学力は優秀ですが、言動はとても幼く残念な子ですw 小鷹に懐き、「お兄ちゃん」と呼ぶようになります。



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