フリクリ
2000年 全6話


評価 75点

作品解説

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ナンダバ・ナオ太は、下校中に謎のベスパ女・ハル子にはねられ、その上エレキベースで殴り飛ばされます。それ以降、ナオ太の頭から変なものが生えるようになるのでした。


この作品を一言で言うなら、何かよく分からんけど面白いアニメw
とにかく、勢いがあってよく動きます。つか、時々傍若無人なまでのパワーを発揮してくれるので、ある意味では暴走気味に見える部分もありますけどw とりあえず、これら演出部分のはっちゃけ具合が見所ですね。はちゃめちゃさを楽しむ…みたいな。
物語は、ナオ太君が二人のお姉さん+αに振り回されながら、謎のロボットと戦いに巻き込まれていくというお話。まあ、作中では詳しい設定面とか全然語られていないので、話的によく分かんない部分も多いと思うんですけど、この作品に関してはシナリオにごちゃごちゃ言うのは野暮ってものでしょうね。目の前にある映像と流れる音楽をそのまま受け入れて楽しむ!それが最も正しく、そうすることが“勝ち”なんだと思います。(こいつら何やってんだ?と思ったら負けw)
あと、何処かエロイ演出も目に付きました。小学生のうちから、ナオ太君はおいしい体験してますね〜。今から女子高生や成人女性?とチチクリあってたりしたら、将来ろくな大人にならんぞw とまあ、そんな風な青春の甘酸っぱい体験みたいのもちょびっと描かれています。
そういえば、同じGAINAX作品であるエヴァカレカノ的な演出も若干見受けられました。それらのファンの人は、この作品もチェックしてみるのもいいのではないでしょうか?
ちなみに、この作品のタイトルでもある“フリクリ”ですが、「チチをフリクリ〜♪」ということらしいです。…フリクリって何だ?w



主な登場人物と名言(?)

・ナンダバ・ナオ太 「前より立派になってる」
 思春期真っ盛りな小学生の男の子。ハル子に殴られたことで頭の中がおかしなことになってしまい、そこから色んなものが出てきちゃうようになります。しかも、そのついでに脳みそを何処かに落っことしちゃって、頭ん中が空っぽって設定らしいですよw ちなみに、毎回のように何かに轢かれてました。

・ハルハラ・ハル子 「いただき、マンモス〜
 自称"宇宙人"。なんつーか、超非常識なお姉さんです。ナオ太の家の家政婦になるのですが、とにかくやること成すことがもう無茶苦茶。けど、ナオ太的には何処か気になっている様子で、一々少年を悩ませる存在ですね。…色んな意味で。

・サメジマ・マミ美 「マミ美はこうしないと溢れちゃうんス
 ナオ太の兄ちゃんの彼女。けど、そっちとは上手くいっておらず、弟のナオ太にちょっかい出しまくりです。しかし、青少年にはこの姉ちゃんの存在はヤバすぎですね。こんなんいたら、もう若いリビドーが暴走しちゃいますよw ちなみに、こいつ自身はかなり病んでいて相当ヤバイ子だったり(汗)

・カンチ
 ナオ太の頭の中から出てきた謎のロボット。マミ美はこいつのことを神様と崇めています。戦闘力は高いみたいですが、家ではすっかり雑用をやらされてるお手伝いさんと化してましたね。

・ニナモリ・エリ 「伊達よ
 かなり冷めた感じの女の子。ナオ太のクラスの学級委員長で、父親は街の市長であったりします。しかし、家庭環境には問題があるご様子。

・アマラオ 「とにかく年上は止めとけ。思いがけない苦労をするから」
 眉毛に海苔をくっつけてる、かな〜り胡散臭い男性。昔、ハル子に弄ばれたらしいですw



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