BTOOOM!
2012年 全12話


評価 70点

作品解説

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オンラインゲーム「BTOOOM!」に没頭する坂本竜太は、ある日南海の孤島のジャングルで目を覚ます。彼は、同じく島に連れ去られて来た人々とリアル版「BTOOOM!」を強いられることになるのだった。


無人島を舞台に、参加者達が様々な爆弾を用いてサバイバルゲームを繰り広げる…一言で言えばバトルロワイヤルですねw
参加者は何らかの理由で知人から恨まれて、売られてしまったという設定。これ、例え島から無事に出られたとしても、その後の日常へ復帰するのに色々問題ありそうですよね。少なくとも、今までの生活はもう捨てなきゃいかんでしょう。まあ、原作は終わっておらず、当然アニメも中途半端なところで終了しているので、まだまだそんなところを言及するまで話は進んでいないんですけど(汗)
この作品の魅力ですが、やはりキャラクターの魅力ということになるでしょう。ストーリー自体はただ島で殺し合いをするだけなので、特別感銘を受けるようなところはありません。しかし、様々な過去を持つキャラクター達がサバイバルゲームの中で出会い、殺し合い、また愛情を育んでいったり…極限状態の中での、そういう人間味溢れるやり取りというのが面白いところだと思います。
あとは、やっぱりエロか…w この作品のエロを一手に引き受けるヒロイン・ヒミコさん…何かと言えばレイプされそうになってたりして、よくハラハラさせられます。シリアスなシーンでもこいつが出てくると何故かエロスが優先され、なんだか笑っちゃうようなところもありました。その最たるは、やはり爆弾をおっぱいの弾力ではね返したところでしょうかwww
あと気になったのは、主人公のチート性能ですかね。爆弾くらっても神回避で生きてますw まあ、バトルを盛り上げるためにもこういうのは仕方ないんでしょうけど、多用は禁物ですね。どうせ生きてんだろ…とか思っちゃうと、緊張感が無くなって台無しになります。この手の作品は、やはりハラハラドキドキの緊張感というものが非常に大事になってきますからね。
まあ、どこかで見たことのある設定だったり、露骨なエロがあったりでそんなに手放しで褒められるような作品では無いと思うんですけど、何故か毎回楽しみに見ちゃってたので、私にとってはそれなりに面白い作品だったということなんでしょう。続きも気になりますし。
余談ですが、作中では高橋名人そっくりなキャラが出てくるのですが、声優がまさに本人でワロタw 20年ぶりくらいにこの人の名前を聞いたような気がするよ。



主な登場人物と名言(?)

・坂本 竜太 「なんでどいつもこいつも躊躇いなく人が殺せるんだ!」
 ニートだけどイケメンな主人公。オンラインゲーム・BTOOOM!では世界ランクトップ10に入っています。ただ、それでリアルのサバイバルゲームも強いってのに違和感がありますけどねぇ。結局のところ、リアルでの戦いでものを言うのは運動神経と体力…ゲームクリエイター志望のニートが元自衛官とかに勝つのはありえんだろ。戦略思いついても、間違いなく体が付いていかない気がする…(汗)

・ヒミコ 「この島の男は全員敵だ」
 何かとレイプの危険が付きまとっているヒロイン。金髪白人美人・女子高生・Hカップ…まあ、男に襲われそうな要素は一通り持っていますからねぇw 実は、オンラインゲームの中で坂本と結婚していたHIMIKOというプレイヤーなのですが、坂本にはそれを隠しています。

・平 清 「あんさん、わしと組まへんか?」
 ある意味、本作の真のヒロインであるオッチャンw 一人は寂しいから置いていかんといてや〜と坂本に懇願するところなんかマジ可愛いですwww まあ、基本的にはいい人なんでしょうけど、商売人らしくちゃっかりしているところがありますね。

・織田 信隆 「悪く、思うな」
 坂本の高校時代の友人。何をやっても完璧にこなし、誰に対しても明るく接していたため、坂本は彼に劣等感を抱いていたようです。今回のサバイバルゲームでも坂本にとって最も危険な相手となるのは間違いないでしょう。

・吉良 康介 「なんて楽しい島なんだ!」
 精神に障害を持つ最凶の中学生。オンラインゲーム・BTOOOM!のプレイヤーであり、日本人唯一の世界ランカーである坂本のことを意識しています。第一次遭遇では坂本が勝利を収めましたが、彼の命を絶つことまでは行いませんでした。果たして、この選択は今後どういう影響をもたらすのでしょうか?

・伊達 政人 「まさかまたこの島に送られてくる羽目になるとはな」
 他人を騙し、利用することで前回ゲームを生き残った最悪の医師。今回も同じように利用できる相手を求めて、坂本達に接近します。



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