BLOOD-C
2011年 全12話


評価 40点

作品解説

 BLOOD-C 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
アニプレックス (2011-09-28)
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高校2年生で浮島神社の巫女・更衣小夜は、私立三荊(さんばら)学園で平和な学生生活を送る一方、人間を遥かに凌ぐ力を持つ古きものと呼ばれる異形の存在を狩るという「務め」を果たしていた。


BLOODシリーズのCLAMP版ということですが…これは酷い!茶番乙といったところでしょうか。
Aパートで日常、Bパートで異形の化物との戦い、序盤〜中盤は毎回この流れを繰り返し、あまりのスローテンポに苛々しました。1クールものでそんなに尺も無いのに、謎は小出し小出しで話がまったく進んでいかねえ!
まあ、中盤以降で平穏な日常に段々と違和感を覚えるようになったところは唯一良かったと思います。主人公の周りの人達が何か隠し事をしているような気がしてきて、無駄かと思えた日常描写がいよいよ伏線として機能し始める時がきたのか!誰が黒幕なんだ?って少しワクワクしましたから。
ただ、その落とし所が最悪でしたね。多くは語りませんが、種明かしのところで一気に興醒めしました。1クール引っ張りに引っ張ったオチがこれかよ…正直、頭を抱えたい気分になりました。で、一番大事なところは来年の劇場版に持ち越し…。小夜の戦いはこれからだ!(汗)
あと、無駄にグロさが目立っていましたね。ほんと、様々な惨たらしいバリエーションで人間を殺しまくってくれましたよ。特に最終話のはっちゃけ具合が酷すぎる…人間とんがりコ−ン食いのアイディアには脱帽ものです。よくもまあ、ここまで惨たらしい殺し方を考え付いたものです。まあ、この酷さもネタとしてはある意味面白かったかもしれませんが…w
確かに、続きが気になるといえば多少気になりますが、正直これ単体では褒められる出来ではありませんね。前半から後半まで盛り上がり無さすぎ、ラストのみ超インパクトで心臓に悪すぎw バランスが悪すぎるよ。



主な登場人物と名言(?)

・更衣 小夜(きさらぎ さや) 「皆は私が守る!」
 普段は少しドジでおっとりしていますが、その裏では古きものと呼ばれる怪物を狩る務めを行っています。古きものから皆を守る守る言ってますが、何だかんだで見殺しにした人多数…守る守る詐欺の常習犯ですw 覚醒して目が赤くなると急激に強くなるのですが、もうちょい早く覚醒してくれたら…w

・更衣 唯芳(きさらぎ ただよし) 「討て、小夜
 小夜の父親で浮島神社の神主。妻が古きものに敗れてこの世を去ってから、小夜を男手一つで育ててきました。古きものと戦える唯一の巫女として、小夜に御神刀を託して務めを命じます。

・七原 文人(ななはら ふみと) 「小夜ちゃんはボクにとって特別だから
 唯芳の友人で、浮島神社の近くに町唯一のカフェ「ギモーブ」を開いています。物腰柔らかな男性であり、小夜のことは常に気にかけている様子。

・鞘総 逸樹(ともふさ いつき) 「スルースキルが高いと逆に闘志が湧くもんだよ」
 小夜のクラスの委員長。小夜に好意を抱いており度々アプローチを掛けるのですが、彼女にはまったく気付いてもらえず、友人達からは憐れまれています。

・時真 慎一郎(ときざね しんいちろう) 「あんた、面白いな」
 小夜のクラスメイト。無口でクールに振る舞い、他のクラスメイトとはあまり関わりを持っていませんが、小夜には興味を持っているかのように接します。委員長にとってはライバルですかねw

・筒鳥 香奈子(つつとり かなこ) 「私もあなたのこと、好きよ
 小夜のクラス担任で理科教師。古きものについて語り小夜に忠告するなど、その言動に謎が多い人物です。



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