ブラック・ブレット
2014年 全13話
作品解説 | ||
ブラック・ブレット 1 (初回限定版BD) [Blu-ray] posted with amazlet at 14.10.12 NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2014-07-02) 売り上げランキング: 9,443 未知の生命体・ガストレアに受けた壊滅的被害から復興を遂げた人類は、未だその脅威に怯えながら暮らしていた。天童民間警備会社に所属する高校生・里見蓮太郎は、ある事件現場で、仮面にタキシード姿の怪しい男・蛭子影胤と遭遇する。 一言で言えば、「紅」と「ガンスリンガーガール」をミックスして劣化させた作品。 幼女を戦闘要員として使い捨てにする設定はガンスリ、主人公の設定とその周りを取り巻く環境的なところは紅…といったところです。 劣化と言ったのは、幼女との絆を描くことに重点を置いた両者に比べて、この作品はどうもそれが薄っぺらく、見所はただ幼女が可愛いだけという…。正直、先の2作品を知っている人にとってはあまり見る価値が無いかもしれないです。まあ、単純に幼女萌えを見たいというなら話は別ですがw ぶっちゃけ、書くこともあまり無いんですよね。 それほどダメだったのか?と問われると、そこまで酷くもありません。ただ、何処か寄せ集め感のあるこの作品に対しては、日常も戦闘も見ていてあまり感慨が湧かなかったんです。特に後半…話もすっ飛んでよく分からなくなり、ほとんど惰性で見ていました。 ブラック・ブレットというタイトルにしても、もうちょっと何とかならなかったものかと。直訳:「黒い弾丸」なんて、センスが完全に中二レベルですよ。なんというか、安直なところがやたら目に付くんで、もちょっと何とかならなかったものかと…。 唯一、小山力也さん演じる変態ライバルキャラがいい味を出してたかな?という感じです。この作品、ガストレアとかいう化物が敵として出てくるんですが、そいつらとの戦いよりも明らかに蛭子やティナ等の人間キャラとの戦いの方が良かったと思います。 あと、キャラで言うと、私自身は幼女よりも女子高生社長がお気に入りだったんですが、まさかラストであんなことになろうとは…。やはりこの作品は幼女アニメなんだと理解しました。 総評としましては、幼女の可愛さを愛でたい人にはそれなりの見所を感じるかもしれませんが、過去の類似作と比較した時にやはり何か足りないんですよね。ということで、これ見るくらいなら「紅」や「ガンスリンガーガール」を見ろと、私はそちらをオススメしておきますw |
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主な登場人物と名言(?) | ||
・里見 蓮太郎(さとみ れんたろう) 「世界の変え方は一通りじゃねえだろ」 やたら幼女に好かれる特殊能力を持つ主人公。一応、本人は木更さん好きみたいなアピールをしていますが、こんな状況じゃあ何時ロリに走ってもおかしくないですねw 以前に瀕死の重傷を負い、体の多くを機械化しています。 ・藍原 延珠(あいはら えんじゅ) 「食事にする?お風呂にする?そ・れ・と・も…」 蓮太郎のパートナーである10歳の少女。ガストレアウイルス抑制因子を持つ呪われた子供たちの一人です。自身のガストレアウイルスによる体内浸食率が40%以上の超危険域に達しており、長くは生きられないと言われていますが、本人はそのことをまだ知りません。 ・天童 木更(てんどう きさら) 「もう…おばか」 天童民間警備会社の社長。病弱な令嬢設定ですが、剣の腕は一流です。普段は蓮太郎にツンデレしてるお嬢さんですが、その内には深い闇も抱えている様子…。 ・蛭子 影胤(ひるこ かげたね) 「ハレルーヤ!」 タキシード姿で奇妙な仮面を被り、大量殺人を繰り返す謎の男。尋常ならざる力を持っているのは、彼も己の体を機械化した所以。蓮太郎に対して興味を持っているようです。 |
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