ビッグオーダー
2016年 全10話


評価 45点

作品解説

 ビッグオーダー Blu-ray BOX 1
KADOKAWA / 角川書店 (2016-07-29)
売り上げランキング: 3,756

10年前、突然起きた大破壊で世界は壊滅的な状況となった。そして大破壊以降、オーダーと呼ばれる特殊な能力者達が現われる。



未来日記作者による新作。

登場人物達はスタンド能力のような特殊な力をそれぞれが持っています。
主人公はかつて世界の大破壊を行った能力者であり、新世界の確立を望む大宰府政庁という組織に担ぎ上げられ、全世界に宣戦布告を行います。

とまあ、序盤はわりかし面白そうな設定で始まったので期待して見ていたのですが…
なんというか、悪い意味での超展開アニメでしたね。10話という短い尺を視聴者置いてけぼりで駆け抜けていきましたわ〜。

まず、第一目的であったはずの国取りが雑。
もうちょっと軍事的な立ち回りとか、戦略的な見せ場があるのかと思っていたのですが、主人公とその地区のボスが戦って終了。
しかも、まともに国取りをやったのは1回だけで、その後はいきなりラスボスが出てきて、もう国取りとか忘れさられちゃいました。…なんじゃそりゃ(汗)。俺の期待を返せ!

あと、大宰府政庁には十人衆という能力者達が存在するのですが、ほとんどが見せ場ないまま終了。
十人どんな奴がいたかも覚えてないですし、ちゃんと全員の能力紹介があったかどうかも曖昧です。いくら話数少ないとはいえ、これはねえ…。
昔、ジャイアントロボという作品がありました。今思えば、これもOVAという媒体で話数が少なかったのですが、それでもこの中で登場した十結集はあれほど光り輝いていたというのに…

まあ、キャラで言えば、紅鈴さんは割りと好きかな?
バリバリのヒロインとして登場しておきながら、結局は3番手レベルの落ちぶれっぷりとなり、見せ場は能力である不死身を活かした死に芸だけというw
ヤンデレ要員としての立ち位置も最終的には妹に取って代わられたし、ほんと散々な扱いでしたよ。(けど、それがいいw)

それでラストですが、これも気に食わなかったですね。
途中から嫌な予感はしていましたが、最後は何かもう意味不明なご都合主義的ハッピーエンドでげんなりさせられました。
最後まで見て浮かんだ感想としては、、シスコンは偉大で強い!ということくらいでしょうかw


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