狼と香辛料U
2009年 全12話


評価 60点

作品解説

 狼と香辛料II【1】 [Blu-ray]
ポニーキャニオン (2009-10-07)
売り上げランキング: 260

前作からの続き。とりあえず、ホロの可愛さは健在だったので安心しましたw
作中では、ロレンスとホロのニヤニヤやりとりがあったり、時には破局の危機を迎えてしまったり…基本的に、この作品はそれの繰り返しがメインになるんでしょうね。ただ、ぶっちゃけるとこの流れは飽きてくるな(汗)。1期の時に感じた目新しさと衝撃が、今回はほとんど無かったです。
それで、これは私の理解力の無さも原因かもしれませんが、話…というか、それぞれの商売の概要が分かり辛かった。そのため、ロレンスが何をやろうとしているのか理解し難いところがあり、駆け引きによる盛り上がりもあまり楽しめなかったんですよね。取り引き終盤におけるどんでん返しでのカタルシスも特には得られなかったし…
作品の二枚看板である「ホロ萌え」と「商売の駆け引き」…このうちの片方しか楽しめなかったんじゃあ、やはり魅力も半減です。経済系の話にはてんで弱い自分のおつむが憎いわ…w
あと、今回の話はまだ続いているような印象も受け、ここで終わってほんとにいいの?という感想を持ってしまいました。原作読んでないので知らないのですが、エーブ絡みの話はこれで終わりということでいいんでしょうか?もしや、3期への伏線を残したりしてる?そこがちょっと気になりました。
1期を見た時は1クールじゃ物足りなく、続きが見たいな〜と思っていましたが、実際見てみると期待していたほどではなかったかも…という印象です。自分がもう飽きてしまったのか、単純にシナリオレベルが落ちたのか、もし3期以降があればその見極めをしていきたいですね。



主な登場人物と名言(?)

・クラフト・ロレンス 「俺の荷馬車には、お前もいるだろ」
 ヘタレのこいつも少しは気の利いたことを言うようになったかな?まあ、表現がストレートになった分、お互いのやり取りにニヤニヤ度が増していましたよ。つか、今回のエピソードはどちらもホロ自身が売買に関っている(担保的な意味合いで)もんだから、こいつも必死になってましたね。

・ホロ 「これからも大事にしてくりゃれ」
 わっちの魅力は健在です。なんというか、すっかり嫁w まあ、今回色々あって一時的にロレンスと仲違いをしたりもしますが、そんなの雨降って地固まる的な、二人の仲を進展させるような些細なイベントに過ぎんだろって気がしましたね。

・フェルミ・アマーティ 「では契約成立ですね」
 ホロに惚れた坊ちゃん商人。固まりつつあるホロとロレンスの仲を引っ掻き回すための、ある意味当て馬的なキャラという印象です。本人はホロを救うナイトを気取っているのかもしれませんが、視聴者から見ればこいつ只のピエロだよね←ひどいw

・ディアン・ルーベンス 「これだけ綺麗な魔女がいる?」
 各地に散らばる異教の物語を収集しているという魔女。ロレンスに神と人間の伝承について聞かせます。

・マルク・コール 「この物語の主役はお前なんだ」
 ロレンスとは昔なじみの町商人。彼がアマーティとの騒動に巻き込まれた時は、色々手を貸してあげていたりもしていました。「この物語の主役はお前なんだ」…とは、いいこと言いますね。これでヘタレ(笑)にもその自覚ができたかな?w

・エーブ・ボラン 「俺と雑談してはくれまいか?」
 フードで顔を隠し、普段男のように振舞っていますが、実際は女性でしかも貴族の出らしいです。ロレンスにある大きな商談を持ちかけますが…上手い話には何処か落とし穴や罠が潜んでいそうな感じ。



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