狼と香辛料
2008年 全12話+1話
作品解説 | ||
行商人のロレンスは、仕事で訪れたパスロエの村で、狼のような耳と尻尾が生えた少女・ホロと出会うのだった。 一言で言うならオオカミ萌えアニメ。作中では、狼少女ホロの魅力が余すことなく描かれています。 彼女が笑ったり、物を食べたり、酔っ払ったり…そんな何気ない仕草もほんと可愛らしいんですよね。また、自分で自分のこと「可愛いじゃろ?」なんて言うとこも可愛い。ちょっと拗ねてみたりするとこも可愛い…って可愛い可愛い言い過ぎだな(汗) まあ、一応萌えだけでなく、主人公が行商人ということで商売に絡んだエピソードが話のメインとなっており、こちらも結構面白い内容でした。特に交渉時…売る方と買う方の密かな駆け引きなんてものがあって、商品の値段をつり上げる(つり下げる)ために、イカサマ的な行為をしかけたり見破ったりという部分が楽しかったです。 また、この世界観における経済的なウンチクが充実しており、その手の説明を色々聞いてると、完全に理解出来ないまでも何となく賢くなったような気分になりますw こういうのをメインとして描いてるアニメって、ちょっと新しいかもしれません(つか、主人公が商人ってアニメ自体珍しいか) なかなか興味深いところがあり、個人的にはもうちょっと見てみたいと思わせるような作品でした。原作の方にまだストックがあるようなので、これはぜひとも二期を製作してもらわなければなりませんね。 とりあえず、ホロの可愛さにやられちゃった人は、さらに加点が付くでしょうw |
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主な登場人物と名言(?) | ||
・クラフト・ロレンス 「俺は商人だ。口にした事は必ず守る」 25歳の行商人。将来、どこかの街に自分の店を構えるという夢を持っています。多分、商人としてそれなりには知識や経験もあると思うのですが、ホロの知恵のおかげで助かっていることが多々あり、まだまだ一人前とは言えませんね。つか、基本的にはヘタレ体質?なーんか、情けないところも結構見せていたんですよね。 ・ホロ 「わっちは賢狼ホロ。誇り高きオオカミじゃ」 その正体は巨大な狼である、獣の耳と尻尾を持つ少女。獣らしくオツムの方はそれなりなのかと思いきや、自ら「賢狼」と名乗るだけあってなかなか賢いです。時折、ロレンスに助言を与え、商売を有利に展開させたりもしていました。とりあえず、こいつの一挙一動に注目だ!常に何らかの萌え要素が散りばめられていますからw ・クロエ 「商人なら、損得勘定くらい出来るでしょ」 ホロを豊作の神と称えるパスロエ村に住む少女。ロレンスとは昔からの知り合いで、彼から商売について色々教わっていたようです。ロレンスに対して好意を寄せていたようですが…。何と言うか、女って怖いね〜w ・リヒテン・マールハイト 「狼と香辛料か…」 ミローネ商会の支店長。ロレンスが持ちかけた取引に応じ、彼に色々と協力してくれます。この人が呟いてくれた言葉のおかげで、初めてタイトルの意味が分かりました。 ・ノーラ・アレント 「私、他の方のお仕事ならお受けしませんでした」 教会に雇われて羊飼いとして働く少女。華奢で可愛らしい見た目によらず、その腕前はホロが認めるほどの大したものらしいです。ただ、現在の待遇に不満を持っているようで、色々悩んでいる様子。 |
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