お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
2011年 全12話


評価 60点

作品解説

 お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 1 [Blu-ray]
キングレコード (2011-03-09)
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高校1年の少女・高梨奈緒は1つ上の兄の修輔が大好きなブラコン。奈緒によるエッチなアプローチを前に、修輔は悶々とする日々を過ごすのだった。


変態兄妹アニメw これは頭空っぽにして、楽しむことができる作品ですね。エロを推しているんだけど、それがお馬鹿な笑いになっている…こういうのは嫌いではありません。
兄の修輔は歳相応にスケベな高校生。作中では少し変態っぽく描かれているところもありますが、思春期の少年ならこれくらいの妄想や行動など当たり前でしょう。他のアニメでも同レベルのスケベキャラなんてたくさんいますからね。そして妹はというと…実はこちらも兄に負けず劣らずの変態なんですw
これまでの作品って、どちらかというとスケベな主人公がヒロインに対して欲望の目を向けるという構図のものがほとんどでした。しかし、この作品は兄と妹の両方がお互いに対して欲望の目を向けてるんですよね。まあ、リアルに男女の性欲を描いたりしたら引いちゃうような内容になるでしょうから、大分ギャグテイストには仕上がっています。兄は妹の下着に欲情し、妹は兄の下着をクンカクンカする…リアル兄妹がそれをやったら気持ち悪いですが、一応この兄妹は義理の関係なのでそこまで背徳なものでもないのかなw
あと、ヒロインはその他にも幼馴染の少女…クラスメイトの委員長…といますが、彼女らは皆してどこかおかしな…ぶっちゃけ変態的な要素を持っているんですよね。先程も言いましたが、兄の方はスケベとはいえそれはごく一般的なレベルの話…それに対する彼女らはどれも特殊な力(性癖)の持ち主w。当然のようのに、兄は彼女らに振り回されることになります。そこがこの作品の面白さに繋がるのかな。
まあ、まだ原作が完結していないアニメということで、ラストは微妙なオリジナル展開でした。ここんところは明らかに失速していましたね。で、続編とかは…もう別にいいかな。キャラも出揃ったことだし、これ以上やったとしても多分同じようなことを繰り返すだけで、さらに面白くなるとはあまり思えませんからね。



主な登場人物と名言(?)

・高梨 奈緒 「お兄ちゃんが劣情を向けるのは、妹のわたしだけでいいんだから!」
 修輔が大好きなブラコン義妹。兄が邪な視線を自分に送っているのに気付きつつ、敢えて下着を見せるようなポジションを取ったり、兄のお宝コレクションの中から妹もの以外を処分したりと、修輔の性癖をコントロールするかのような行動を取っています。また、自分自身も兄の縦笛をペロペロしたり、兄の下着をクンカクンカしたりと変態的行為に耽ることもしばしばあります。

・高梨 修輔 「世の中ステキなことだらけだー」
 リビドー溢れる高校生。AGE(All Genre Ero)探検隊の一員として、仲間達と共にエロ道(エロ本、エロゲー)の探求を突き進んでいます。ただし、3次元でも妹や彩葉から様々なアプローチを受けており、悶々とした日々を送っています。

土浦 彩葉(つちうら いろは) 「あの時の続き…シちゃおうよ」
 修輔の幼馴染。昔、一緒にお医者さんごっこをしたことがあり、その時に裸を見られていて恋人になる約束をしています。大人になってからも彼に行為を持ち続けており、執拗な(ストーカーレベルな)アプローチを続けるのでした。

近藤 繭佳(こんどう まゆか) 「私のペットになって!」
 修輔のクラスメイトの委員長。BL好きという趣味を持っており、そこに修輔を巻き込もうとしています。黒パンストが魅力的な美少女であり、修輔に新たな属性を開眼させるのでした。



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