アウトブレイク・カンパニー
2013年 全12話


評価 70点

作品解説


自宅警備員暦1年の加納慎一がやっと決まった就職先は、ドラゴンが空を飛ぶ異世界だった。エルダント帝国にやってきた慎一は、オタク文化の伝道のため奮闘するのだった。



内容的には、ファンタジー世界に迷い込んだ主人公がハーレムを築き上げていくよくあるものなんですが、ただ女の子と仲良くするだけでなく、そのファンタジー世界にオタク文化を普及していく点は新しいですね。
異世界人に対し、我々がよく知る有名アニメや漫画(のパロ)を紹介して、どんどんハマらせていくという構図は楽しめました。初めは何も知らなかった純粋な異世界人達が、いつの間にか一般人がドン引くような会話をしているのに笑いましたw

なんでしょう…
例えば、外国人が日本のアニメでエキサイティングする光景を見て、なんとなくニヤニヤしてしまう…異文化と分かり合えた瞬間とでもいうのでしょうか、ちょっと嬉しくあったりもしますよね?それに近い感覚を味わうことができるような気がします。

まあ、こういうアニメそのものを取り扱っているというネタの関係上、パロディ成分多めなのは仕方ないことでしょう。
アイキャッチで毎回それぞれのキャラの好きなアニメが紹介されるのですが、ヒロインの好きなアニメが「ミスター味子」だったり、姫様の好きなアニメが「がいし」(カイジ)だったり、何気にここが毎週楽しみだったりしますw

あと、シリアス成分も少しあるのですが、こちらは微妙かな?基本的にはお馬鹿な話をメインで描いているため、取って付けてシリアスをやっても薄っぺらさが目立ちます。
まあ、この手のハーレム系でシリアスをやって成功してる作品ってあまりないですからね。そういう意味では、最近の作品らしさが表れていますけど。

この作品で一番良かった点は、ヒロインのミュセルの存在かな?
金髪ツインってツンデレのイメージが強い個性ですが、この子にツン要素は無く只々いい子でした。ミュセルタンまじ天使!自分にもこんなメイドさんがいたらなぁ…w

あとは、謎の「だ、だだだだだだ」BGMがツボに入りました。何言ってるか分からない人は本編1話をご覧あれw



主な登場人物と名言(?)

・加納 慎一 「まったく幼女は最高だぜ」
 元自宅警備員。エルダント帝国にオタク文化を広めるために日本政府に雇われます。エルダントではハーレムを築き上げ、ニートだった時から比べるとリア充で勝ち組な生活を送っていますが、今の仕事の裏には本人の意図せぬ黒い思惑も渦巻いていたりします。

・ミュセル・フォアラン 「何処までも…お供します」
 慎一のメイドであるハーフエルフ。本人はハーフエルフであることを気にしているようですが、慎一の言うように我々からすればそれは萌え要素にすぎませんw バスタードのネイ(ハーフエルフ)に感情移入しているような描写がありましたが、彼女の好きなアニメにはピックアップされていませんでしたね。何処までも慎一に尽くすほんといい子です。

・ペトラルカ・アン・エルダント三世 「ペトラルカと呼べぃ!」
 神聖エルダント帝国の皇帝。しかし、年齢は16歳で見た目は完全幼女ですw オタク文化に興味を示しており、それが元で日本語の勉強も開始するのでした。身分が低い者に対して差別意識を持っており、尚且つお気に入りの慎一に近いミュセルに対してはあまり良い感情を持っていませんでした。

・古賀沼 美埜里(こがぬま みのり) 「Fカップですが何か?」
 慎一の護衛を担当している自衛官。彼女にもオタク(腐女子)の素養があり、慎一のオタク文化普及に力を貸します。ただ、彼女の教えが浸透していくと、オタク文化の中でもある特殊な一面のみが普及されていく危険性が…w

・エルビア・ハーナイマン 「月のモノがくると、どうにもコントロールが効かなくて」
 ウェアウルフの少女。とある事情で獣っ娘好きの慎一に拾われることになります。狩猟本能を抑えるために絵を描いて紛らわせていましたが、その才能を買われて慎一のお抱え絵師になります。



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