ARIA The OVA 〜ARIETTA〜
2007年 全1話
作品解説 | ||
このARIAって作品は、私にとって反則だよ…これまでのTVシリーズで散々刷り込みがされてるんで、BGMとか聞いてほんの少し雰囲気を味わうだけで、何とも言えない居心地の良さを感じてしまっているんです。心もすっかり癒される体勢になっていて、完全に無防備な状態。故に、この世界観の中にいると、いつもより感受性が高まっていて、涙腺も緩くなっているんですよね(笑) そういうのを改めて意識した時、自分が思っていた以上にARIAが…この作品が醸し出す空気が好きなんだってことがよく分かりました。ほんと、この作品の素敵さは別次元のものですよ。 内容については、やっぱりそんな大したことはやってません。とりあえず、テーマは別れと出会いってなもんで、アリシアさんのグランマとの別れ、灯里との出会いなど描かれていますが、所詮は30分なんで思っていたほど深い掘り下げもなかったです。一番知りたかったことも、結局うやむやにされてしまいましたしね。 視聴前は、もっと過去のARIAカンパニー自体をメインとして描いているのかと思っていたんですけど、特にそういうわけではなく、要所要所におけるアリシアさんの心情部分のみに焦点が当たっていた感じです。客観的に見ると、それほど盛り上がる内容というわけではなかったかもしれませんね。 けど、私の目は潤んでたw それが全てです。 ということで、この作品の感性を素直に受け止められる人だけ見ましょう。TV版とかそんなに面白いと思わなかった人が見たところで、おそらく時間の無駄です。OVAなんだから、ARIA好きな人が楽しめればそれでいいのです。 まあ、ARIAらしさは十分に出ていましたが、たったの1話なんで物足りなかったのも事実…一応、ほとんどのメインキャラを登場させてはいたのですが、かなり強引で扱いはオマケ程度です。ということで、TV第3期に期待。 ちなみに、キャラの絵がまた少し変わっているのでご注意を…つか、もう一々気にしていたら負けですね。 |
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主な登場人物と名言(?) | ||
・水無 灯里(みずなし あかり) 「アリシアさんは、どうして私を選んだんでしょうか?」 私も、アリシアさんが何故灯里を選んだのかが気になります。アリシアさんは超人気のウンディーネ…おそらく、彼女のところで働きたいという希望者は多くて、倍率もかなり高かったろうに、どうしてへっぽこの灯里が?一体何が決め手になったんでしょう?…分かりません。答えはアリシアさんのみぞ知る。 ・アリシア・フローレンス 「私、わがままを言っちゃったの」 今回は彼女がメインです。グランマがいなくなる不安…新人に上手く指導出来るのかという不安…そういうものを感じることが出来ました。完璧に見えるアリシアさんも、そんな悩みを持っていたんですね。けど、彼女は一人ではありません。友達である晃さんとかいい仕事してました。 ・アリア社長 「ぽいちゅ」 社長のもちもちぽんぽんの虜がまた一人…いや二人か。いつまでも、そのもちもちぽんぽんでいてくださいねw |
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