ARIA The ANIMATION
2005年 全13話


評価 85点

作品解説

ARIA The ANIMATION DVD-BOX
メディアファクトリー
発売日:2009-03-25

ウンディーネになることを目指し、アクアへとやってきた水無灯里。彼女はアリア・カンパニーへ入社し、見習いとしてゴンドラ漕ぎと観光案内の練習をする毎日を送るのでした。


いきなりですが、一つ注意を…面白いアニメを見てスカっとしたい〜!と思った時は、この作品は見ないで違うものを選んでください。
というのも、確かに素晴らしい作品ではあるんですが、そんな期待満々で構えて見るものとはちょっと違うと思うからです。特にハラハラドキドキもありません。かと言って、そんな大した笑いがあるわけでも無し。これは、ほんわか暖かな雰囲気の中で、究極の癒しを得るための作品なんです(故に、受け付けられない人にはほんとつまらない作品かもしれません)。
この作品の正しい見方の一例としては、仕事や学校でどっぷり絞られて肉体的にも精神的にも疲れ切って家に帰ってきた時…TVを見ようと思ったけれどイマイチいいのがやっていない。じゃあ、ARIAでも見てみるかってのがGOODです。その何気ない時間は、きっとあなたにステキな癒しの一時を与えてくれることでしょう。病んだ心も、これを見た後は澄み切ったものになること間違いなし!
全てのアニメがこんな感じだったら、きっとこの良さは成り立たないんだと思います。他の色々なジャンルのアニメに触れた上で、こういうのを見るからこそ、その効果は強調されてすんごく癒されるんです。
料理で例えるなら、メインディッシュの後のデザートを食べるときの感覚とでもいうのでしょうか?まさにデザートは別腹。油ものでもたれている胃でも、すんなりと入ってきてくれます。一番のメインと成り得るって感じではないのですが、無ければ何処か淋しく、人によっては欠かせないものでもあります。
ほんと、評判通りのヒーリングアニメで、心のビタミンになってくれます。音楽も良くって、脳内からアルファ波出まくりでしたよ。続編もすごい楽しみですね〜。



主な登場人物と名言(?)

・水無 灯里(みずなし あかり) 「この街って、奇跡で出きてるんだよね」
 ちょこっとへっぽこ系の女の子。先輩のアリシアさんと共に、たった二人でアリアカンパニーを支えています。素直な性格のため、よく感動して無意識のうちにとっても恥ずかしいセリフを言ってしまいますが、その度藍華に禁止されていますね。特技は逆漕ぎ…あまり役には立ちませんw

・藍華・S・グランチェスタ 「恥ずかしいセリフ禁止!」
 姫屋というウンディーネの老舗会社の娘。彼女には恥ずかしいセリフを敏感に嗅ぎ取るレーダーが備わっており、つい灯里が口走ってしまう恥ずかしいセリフに対し、素早く鋭く突っ込んできます。

・アリス・キャロル 「でっかいお世話です」
 オレンジぷらねっとに勤める見習いの女の子。灯里達よりも年下ですが、ウンディーネとしての実力はかなりのものらしいです。ただ、ちょっと無愛想なのがたまに傷。灯里、藍華とよく三人で練習しています。

・アリシア・フローレンス 「あらあら…んふふっ」
 アリア・カンパニーの正社員で、水の三大妖精の一人と称えられている凄腕のウンディーネ。綺麗で優しくて皆の憧れ的存在です。おっとり性格で、何でも「あらあら…」で済ましちゃうところが、意外とツワモノw

・アリア社長 「ぽえにゅ〜」
 アリアカンパニーのマスコット…兼社長。ああ、アリア社長…おしりがとってもキュ〜トです。おしりふりふりなんてされた日にゃあ、かわいさのあまり悶え死にしますよ。もちもちぽんぽんも最高〜



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