荒川アンダーザブリッジ　～独断的アニメ感想・批評の部屋～

荒川アンダーザブリッジ
2010年　全13話

評価　70点

	作品解説
	作品解説
	荒川アンダーザブリッジ VOL.1【数量限定生産版】 [Blu-ray] posted with amazlet at 10.08.02 キングレコード (2010-07-07) 売り上げランキング: 1001 Amazon.co.jp で詳細を見る「他人に借りを作るな」と教えられてきた市ノ宮行は、ひょんなことから荒川河川敷に住む自称金星人のニノに命を救われて、大きな借りを作ってしまうのだった。なんでしょう…この作品を表すのに、シュールという言葉以外が見つかりませんｗ皆が皆、バカ笑い出来るような作品では無いでしょう。私も特に爆笑した記憶は無いです。けれど、たまにツボを突いてニヤリとさせられる…そんな作品なんですよね。登場人物は一癖も二癖もある奴らばかりで、自称金星人、カッパ、星、元傭兵のシスター、拳王少女、等など。もうこのメンツだけでシュールさが滲み出ていますよね。こんな訳の分からん奴らを、唯一の常識人であるエリートサラリーマンの主人公がガンガン突っ込んでいくアニメなんです。後半は少しシリアスな話になり、ギャグという面ではパワーダウンした印象ですが、一応そちらの話はケリが付いたので、既に決定している2期ではまたお馬鹿な日常話を存分にやってくれることでしょう。まあ、ギャグアニメって他のジャンル以上に合う合わないが人によって大きく異なると思います。笑いのツボほど未知数な器官はありませんからね。よって、自分が面白かったとは言っても、なかなか他人にオススメするのが難しいジャンルだと思います。また、ギャグアニメに対してレビューを書くのっていつも苦労させられます。だって、何処が面白かったって口で説明したってしょうがないですからね。ギャグの面白味を冷静に分析し、それを文章で解説するほどナンセンスなことって無いでしょう。笑いっていうのは理屈ではなく、その場のテンションと個人の感性の賜物ですから。つまり、何がいいたいかと言うと、私はギャグアニメのレビューを書くのがすこぶる苦手だということなんです！だから、ぶっちゃけあまり書きたくないんですよねｗｗｗ …おや？いつの間にか話が大きくズレて愚痴になってる？まあ、たまにはこういうのもいいかｗ

	主な登場人物と名言（？）
	主な登場人物と名言（？）
	・市ノ宮行（リク）　「他人に借りを作るべからず」　市ノ宮グループの御曹司であり、大学生ながら自身も多数の会社を設立しているエリート。ひょんなことから、ホームレスのニノに借りを作ってしまい、それを返すために自分も荒川に住むことになります。元々はガチガチの常識人でしたが、荒川に住む変人達と接するうちに自分の中の常識が段々壊れていくことも…ｗ・ニノ　「借り、作らしちゃったぞ」　金星人を自称する…電波少女（？）。見た目は美少女なんですが、言動に何かと謎の多い人物です。リクの借りを返したいという願いを聞き届け、恋をしたいという提案を行い、晴れて二人は恋人になるのでした。果たして、金星人との恋は上手くいくのか？笑・村長　「どんなに繕ったって俺はカッパだ」　カッパですｗもちろん本物ではなく、河童の着ぐるみを着た人間なんですけど。頭の皿を回すことによって、髪の毛が伸び縮み？するようです。こんな怪しい奴なのに、村長として皆からはそれなりに信頼されてるようなんですよね。たまに大物感を醸し出すこともあり、謎の多い荒川住人の中でも一番怪しい人物。・星　「泣いてねーよ」　星のマスクを被ったミュージシャン。ニノに惚れているので、その恋人であるリクに対してはいつも敵対心を燃やしています。歌は上手いようなんですが、いかんせん作詞・作曲の才能が無いため、よくへんてこな楽曲を披露してました。・シスター　「お前の愛は本物か？」　修道女の衣服を着ている屈強な大男。元傭兵であり、大量の銃火器を所有していたり、昔のクセが抜けきれずにやりすぎちゃったりと、なかなかデンジャラスな人物です。まあ、一部むちゃくちゃなところがあるんですが、意外と純情で繊細なところもあったりします。・ステラ　「タイマン、はりたいな♪」　孤児院育ちの少女で、シスターを追って荒川にやってきました。見た目は可愛らしいツインテール少女ですが、その本質は完全な武闘派で、たびたび拳王化（笑）してました。ちなみに拳王化とは、拳王の名でよく知られる“某北斗のお方”のように、体が巨大化して顔がものすご濃くなる現象ですｗ・マリア　「地球上の貴重な酸素がもったいないから」　一見優しいお姉さんですが…果てしなく黒い！極度のサドであり、誰かしら人を苛めてそれを楽しむという困った性癖の持ち主です。主に苛めの対象はリクとシスター。シスターに対しては、自分に好意を持っていることを知りつつ苛めるという性質の悪さｗ・P子　「自分の中の本物を貫けるって、かっこいいでしょ」　河川敷で皆が食べる野菜を栽培している少女。殺人級のドジっ子であり、それに巻き込まれることで死の危険性を感じることも…ｗ何故か村長に惚れていて、あまつさえ彼の珍妙な姿をかっこいいと思っているようです。

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