イクシオン サーガ DT
2012年 全25話


評価 65点

作品解説

 イクシオン サーガ DT 1 (初回限定仕様) [Blu-ray]
ポニーキャニオン (2012-12-05)
売り上げランキング: 17,942

現代から「ミラ」と呼ばれる異世界へと飛ばされた火風紺(ほかぜ・こん)は、敵に襲われて絶体絶命のピンチの渦中だったエカルラート姫一行を偶然助けることになるのだった。


イクシオンサーガDTか…ところで、DTってまさかアレの略ではないよな…と思っておりましたら、まさにアレの略でしたw ということで、DTの略が童貞と判明したところでギャグ確定。イクシオンサーガなんてご大層なタイトル付いてますが、内容は下ネタのオンパレードですよw
一応、本作は同名ゲームのプロモーション的な作品となっておりますが、内容的にはゲームとはほとんど関係ありませんw 両方の世界観こそ共通していますが、あとは清々しいくらいに別物です。ゲームはゲーム、アニメはアニメと割り切って楽しみましょう。
それで、まずアニメを見て驚いたのがOPとED。…いい大人が何を作っとんや!w ぶっちゃけ、こいつはアニメ見てない人もここだけは見て欲しいくらいです。EDに関しては2話から流れるのですが、ストーリー展開を踏まえるとタイミング的にはこれでバッチリです(笑)。まさに、大人の悪ふざけここに極めりw
あと内容ですが、こちらもぶっ飛んでいました。特に序盤の展開がアホすぎてアホすぎて…ほんと大好きでしたw 詳しくはネタバレになるので簡単に説明すると、DTとEDの男の尊厳を懸けた熾烈な戦いが繰り広げられるのです。まあ、序盤は絶大なインパクトを与えてロケットスタートに成功した印象があるのですが、中盤からはちょっとパワーダウンしたかな?2クールという長さのためにダレが生じていましたし、一応ストーリーもあってそちらを展開させていたので、ギャグ面が疎かになっていたようにも思います。特に、中盤での紺死亡?と、後半での婚礼の儀式辺りが無駄に長ったらしい印象でした。面白いところは面白いんだけど、微妙なところも多いんだよな。
まあ、当初の想像とはかけ離れた作品が出来上がっており、色んな意味で驚かされ…楽しませてもらいました。同クールに1個くらいはこんな作品があっても良いのではないでしょうかね?w



主な登場人物と名言(?)

・火風 紺(ほかぜ こん) 「DT捨てる前に死んでたまるかってんだ、こんちくしょう!」
 彼女いない歴17年(=年齢)のDTゲーマー。自宅でネットゲームをしていた所、ゲーム内で謎の女から声をかけられて異世界に飛ばされてしまいます。訳も分からぬままエレク達と対峙することになるのですが、その戦いの中でエレクとの間に大きな因縁が生まれるのでした。

・エカルラート・ジュピトリス・セントピリア 「お前を私の騎士に任命する」
 セントピリア帝国第36皇女。ジャグラバークとの戦争を回避するために、8歳という年齢ながら政略結婚に身を捧げる決意を行っています。彼女の頭にアホ毛が現われ、それがもし3本立つと恐ろしいことが起こるという噂が…w

・セングレン 「我らに何かあった時は姫を頼む」
 セントピリア帝国騎士。真面目で無骨な武人なんですが、とあるものが関わると完全に壊れちゃいます。彼がそれを愛でる姿は気持ち悪い…の一言w

・マリアンデール 「触ってもいいわよ」
 エカルラートの侍女を勤める綺麗なお姉さん…に見せかけたカマ(工事中w) 時々、口調が男のそれに戻る時があります。声優の福山さんはGJですね。最終回、まさかこの人とあの人にあんな事が起きるなんて…スタッフはアホとしか言いようが無いw

・謎の女 「私がずっと大事にしてたもの、あなたに、ア・ゲ・ル」
 紺を異世界へと召喚した謎の人物。紺は彼女の大事なものを貰うために頑張りますが…果たしてDTは卒業できるのか!?w

・エレクパイル・デュカキス 「必ずやこの屈辱、晴らさせてもらう!」
 もう一人の主人公、エレクパイル・デュカキスことED。DTとの戦いの中で男として大事なものを失ってしまい、以来彼のことを目の敵にしています。主人公のライバルキャラなんですが、彼の境遇には同情すべきものがあるため、結構こちら側に感情移入してしまうこともありました。彼の見せ場はED(エンディングw)。



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