一週間フレンズ。
2014年 全12話


評価 70点

作品解説

 一週間フレンズ。 vol.1 Blu-ray【初回生産限定版】
東宝 (2014-06-18)
売り上げランキング: 4,164

長谷祐樹は、クラスメイトの藤宮香織と仲良くなりたいと思って彼女に近づくのだが、彼女はそれを頑なに拒む。なぜなら、彼女は1週間で友達との記憶を失くしてしまうからであった。



1週間で友達との記憶を失くしてしまう少女と、その少女のことが気になり何度も友達になろうとする少年のお話。
設定としては、ef を思い出しますね。

まあ、原作がまだ完結してないのでアニメも中途半端に終わっており、感動的なフィナーレを迎えることも無かったのですが、それでもこの作品のことは割と気に入っています。
その理由としては、キャラクターが良かったというところが大きいですね。

まず、ヒロインの藤宮さん…彼女はクソかわいい!正直、ここだけでも見る価値はありますよw
仲良くなってきた頃の彼女はヤバイですね。ツンデレとか特殊な属性は持っていませんが、純粋でいい子すぎてもうマジ天使!三次元にはこんな子いないだろうな…ほんと、これだから二次元は止められませんよw

あと、主人公の長谷くん。こいつも純粋で真っ直ぐないい奴なので、応援したくなりますね。
ただ、彼には終始愚直なまでに突っ走ってもらいたかったのですが、後半もやもやを抱えてパワーダウンしたのが痛かったかな?藤宮さんを思ってのこと…なのでしょうが、それでもガンガン行ってほしかった。だって、藤宮さんはお前のことを待ってるんだから!!

ということで、メイン二人が好感の持てるキャラクターだということが大きかったですね。主人公の友人等のサブキャラも割といい感じです。(沙希ちゃんはちょっとアレだが…w)

さて、未完作品ということは2期の可能性なんかも考えている人も多いでしょうが、この作品はどうなんでしょうね?
正直、個人的には1クールで完結させるのが丁度いいくらいの作品に思えました。やりたいことはもう既に1期に大抵詰め込んであると思うので、もし2クールあったとして一体何をするんだろう?1期の繰り返しにならないか?という気掛かりがあります。無駄話を加えて中身を薄くするのだけはやめてほしいですからね…。



主な登場人物と名言(?)

・長谷 祐樹 「俺と友達になってください」
 主人公。藤宮さんともっと仲良くなりたいという一心で、毎週友達になるために声をかけます。つか、友達になるのはいいんだけど、その先のことは考えていないんだろうか?まあ、この作品のテーマ自体が「フレンズ」ということもあってか、まだまだ恋人とかそういう話は出てきていませんが、この年代で男女が単純なお友達になりたいだけって逆に不自然ですよ。藤宮さんは友達の記憶は忘れるけど、恋人はどうなの?そこんとこ皆さんも気になっているはずですが、その答えはいつ明かしてくれるんでしょうね。

・藤宮 香織 「う…嬉しいけど、ごめんなさい」
 1週間で友達との記憶を失くしてしまう少女。そのため、自分からは友達を作ろうとせず、いつも一人でいました。しかし、長谷と出会うことで彼女の中に変化が生まれ、クラスメイト達とも交流を持つようになります。長谷くんのことは友達として好きレベルであり、異性として好きにはまだ至っていない?

・桐生 将吾 「ここまできたら、もう頑張るしかねえんじゃないの?」
 長谷の友人。無愛想でちょっと怖い印象もありますが、根はすごいイイ奴で面倒見もいいです。長谷くんに対してはもちろんですが、特に沙希ちゃん相手にはその力が大いに発揮されているようですねw

・山岸 沙希 「私も物忘れ多くて、すぐ忘れちゃうんだ」
 ダメだこの子、早くなんとかしないと…w ということで、リアル健忘症の沙希ちゃん。藤宮さんは心の病気のところが大きいので仕方ありませんが、こいつこそ何とかしてあげないといけないのでは?ねえ、桐生くんw



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